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みなさん こんにちは

今日も
気持ちいい日になってますね。


先回 すべての服は
なんかしらの意図を持って作られてる。
という 話しをしたんですが
服だけでなく
人が作っているものは全てにおいて
多かれ少なかれ
人によって
意図されて作られてるんですよね。

なので
何を当たり前の事言ってるんだこの人
と思っている方も いらっしゃるかと思います。

でも 忘れがちなんです。
作ってる人の意図や思い

そもそも 何かを作るという作業というのは
ポジティブなベクトルを持っているはずなんです。

なかには 嫌々やってる方も
いらっしゃるかと思いますが

ほんとに嫌なら
やらないと思いますから
理由はなんであれ
やりたくない より やりたいが
ほんのちょっとでも
上回った結果なんだと思います。

やりたい が少しでもまさる状態なら
わざわざ 悪い物は作りませんから
出来不出来はありますが
それなりの意図や思いは
乗っかっちゃいますよね。

実際 服なんかは
デザイナーの思いが形となるのですが
製品を形にする縫製は
違う方がする事が多いのです。

縫製する方が嫌々やろうが
デザイナーさんの思いを
自分なりに解釈して製品をつくろうが
見た目は
ほとんど変わらないかもなんです。

でも そのデザイナーや
その意図を理解してる方からしてみると
全然違う
なんてこともあるみたいですよ。

そして縫製という仕事に誇りを持って
いる方たちの作る服は
さらに 素晴らしいものになります。
たぶんこういう服は
素人目にもわかるのではないかと
思います。

多くの働いている方たちは
自分の仕事に多かれ少なかれ
誇りを持っているはずなんです。
恥ずかしいのもあるので
あんまり言わないだけだと思ってます。

80年代くらいから
大量生産 大量消費の時代と言われてきました。
初めの頃は
ずーと足りないの時代から 脱却
だったので 良かったのですが
だんだん余ってきちゃって
2000年代になってから続く
超大量生産時代はモノ余りが酷く
余らせるのを前提で
いろいろ作っちゃうんです。
特に我々アパレルは 常軌を逸してましたね。

ここのところ その反省なのか
世間の評判を きにしてなのか
そうした流れは
抑えられつつあるようです。

わたくしイチ古着屋としてみると
適度に洋服 溢れてこないと
古着屋にまわってきませんから
あんまり極端に
流れを閉めて欲しくはないのですが
今は溢れすぎてますから
この流れは歓迎なんです。
量より質の時代に
なってもらいたいんです。
そして古着になっても良い感じの
丁寧に作られたカジュアルな服が
世の中に巡ってくれると嬉しいですね。

30年前、40年前の服は
ちょっとしたことにも
丁寧さを感じさせてくれるんです。

それ以前の服なんかは
もっと丁寧で
裏側の処理や 見えないところにも
気を配っているのがわかるんです。

だんだん時代が進むにつれて
生産性の向上やコストの関係から
その丁寧さや気遣いが
削られてしまったんですね。


そんな流れの中でも良い服や
時代を楽しんで作られた服なんかは
古着となって後の世界にやってきます。

全ての服が古着として
巡ってこれる訳ではないんです。

多くの服は古着にはなれないんです。
なので わたくし
うちのオリジナルは
古着になり得る
そういう服を
作っていこうと思ってるんです。
今は試行錯誤です。
でも古着になった時を想像して
作っている服は数多くはないと思います。
がんばりますね。


デニムなんかは
着こまれた状態を見越して
作られてる典型的な服ですね。






こちらは80年代のブーツカットデニム
JCペニーのです。
この頃はムラなく色落ちするのが
良しとされてましたから
コットンポリ素材のデニムが流行ったんです。
こちらもそうで
全体的にムラなくきれいにも色落ちします。

ちゃんと使用された後も
考慮して作られてます。



逆に作り手が考えてない
カスタマイズが
こんな感じ






裾切りっぱなし
製作者は
裾ほつれないようかなり頑丈に
作っていたと思うんですが
そこはいらなかったみたいです。

ここには着る人の思いも
プラスされましたね。
古着ならではです。



最近は
わたくしの思ってることを
あんまり脈絡なく
書いちゃってます。
うざかったら ごめんなさい。

新入荷のご紹介は
こちらからしてます。
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それでは またまたー




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